子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

男の子がバレエを習うことを学校でバカにされてきた息子が返した言葉に親として子育てが間違っていなかったと認識した瞬間

仲の良い友達ができると色々ある

息子が小学校に通い始めて半年が経過した。息子が通っている小学校は2学期制だ。2学期制か3学期制かは小学校ごとに違うらしい。校長先生の方針で決められるのだそうだ。

 

だから、もうすぐ息子は初めての通信簿をもらうのかな?楽しみです。

 

今日はそれとは別の話。息子も学校に通って新しい友達が出来てきたが、やんちゃな子が多い。中には過去の日記で書いたこともある「クソガキ」と思えるような悪ガキもいる。学校には良い子もいたり、ちょっと悪い子もいたりといろんな子がいて当たり前だとは思う。

 

男子がバレエをやっていることをバカにされるようになる時期

息子は1年生になってもバレエを頑張っている。英語教室も楽しく通っている。先日、仲の良い友達の中の一人から、「男なのにバレエやっててキモい」と言われたらしい。ついに来たか、それを言われてしまう時が・・・。

 

大抵の子はそういうことを言われたり、自分でも恥ずかしいと思ったりとした時に辞めたいと考える。でも、息子は違った。事前に僕と妻が「男がバレエをやっていることは恥ずかしくないんだよ。上手になってくるとここまでカッコ良くなれるんだよ。」ということを教えてきたし、実際の舞台でプロの大人の男性が踊っているところを、妻は舞台袖でしっかりと息子に見せてきた。「踊れるようになるとこんなにすごいんだ。」ということを息子はしっかりと理解してくれていた。

 

友達に「キモい」と言われても息子ははっきりと言い返したらしい。妻が「なんて言ったの?」と聞くと「◯◯くんがもし、同じように言われたら嫌でしょ?」と切り返した。すると〇〇くんは「俺はバレエなんてやらないもん。」だって。僕と妻は「それで良い」と言った。その子は剣道と習字を習っているようだ。僕が「〇〇くんがもしまだ言ってきたら、剣道って臭いとか習字とかってつまんないとか言われたら嫌でしょ?僕はそんなこと言わないよ。〇〇くんは言われて嫌なことを言っちゃダメだよ」と言ってあげてねと教えた。

 

周りの影響を受けてもブレない考えを教えるのが親の役目

子供はまだ相手の気持ちを考えて発言をすることにまで思考が回らない。だから、逆に自分が言われたらどう思うかということで分かってもらうことが、子供に一番理解してもらうのに早い。学校に行きだすと友達から受ける影響がとても大きい。でも、そんなことで自分の好きなことややりたいことを辞めてしまったり、流行りで何かを始めて欲しくない。なぜなら、僕が学生の頃に影響を受けて色々やった結果、どれも中途半端になり、一つとして一流になっていないからだ。逆に妻は20代の頃までバレエ1本の人生だった。僕はそんな妻を尊敬する。

 

ブレない考え、遣り抜き通すこと、頭では理解できるけど実際に続けるのはとても難しい。特に子供の頃は親がしっかりとコントロールしないといけない。道のりは長いけれど、それが親の役目です。イチローだってコツコツとヒットを積み重ねた結果が今の偉業に繋がっているのだからね。努力と継続に勝るものはなし。

 

世の中のお父さん、お母さん。子育てもブレずに頑張っていきましょう!

 

踊る男たち―バレエのいまの魅惑のすべて

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熊川哲也―バレエが選んだ男

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