子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

息子が殴られた?学校の先生から電話がかかってきた。

仕事が終わり、いつもの時間に帰宅した。するとリビングで息子が一人で勉強をしている。

おお、感心するねぇ。でも妻の姿は見えない。

息子は「ママがテレビのコンセント抜いちゃったの。」なんで?

「テレビ見てたから。」またまたなんで?

「ずっと見ていたから。」ずっとテレビばかり見ている息子にキレたのだろう。

夕飯を食べながら聞いてみると案の定そうだった。ご飯にするからお手伝いしてとお願いしたのに、他に気を取られてお手伝いを忘れてしまっていた。

妻は放っておいたそうだが、ご飯ができて呼んでもテレビを見たまま食卓に着くことはなかったそうだ。そこで妻はキレたらしい。じじばばもその事には触れずに息子を懲らしめる意味で夕飯は抜きにしたそうだ。(あとで、一人で食べさせたので安心したけど。)

何かあったのかとそこで思った。そうしたら妻の方から、学校で友達に暴力にあったらしいと話を聞いた。

他の友達がどろけいをやっていたところに息子が入れてもらったが、ルールが分かっていなかったらしく、自分でルールを変えてしまったようだ。それに怒った友達が息子をグーで殴って蹴ったのだ。息子は反撃せずにガードするのみ。ちょうどそれを目撃した担任が止めに入って殴った子にお説教をした。

その日の夕方に担任の先生から家に電話が入り、事情を聞いた。息子は蹴られたところが痛いと言っているが、ちょうどその時に遊びに来ていた友達に妻が直接聞いたところ、先生から聞いた通りの答えだった。妻は息子が友達と遊ぶ時は、かなり上からものを言う口調らしい。それってお母さんや妻の口調じゃないの?と喉まで出かかったが言うのはやめておいた。

テレビをずっと見ていて妻の言葉が耳に入らなかったり、帰って来た時にちょっと様子がいつもと違うように見えたのもそのことが原因で、軽いショックを受けているんじゃないかと思った。

学校でそんなこともあったり、妻からはキレられているし、息子がかわいそうになった。確かに殴られる原因を作ったのは息子だけど、凹んでいる時には誰かがフォローに入らないとかわいそうだ。

息子と一緒にお風呂に入り、色んな話を聞いてあげた。そして、僕も学生時代に殴られてお金を取られたことがあることを話した。それがきっかけで空手を習ったことや、今の息子はパパより速く走れるし力も他の友達よりずっと強いということを教えた。その上で、息子の方が強いのだけど、殴られてもやり返してはいけないという教えをしっかりと守った息子を褒めてあげた。

先生も息子のことは褒めてくれている。今回のことは精神的にショックかもしれないが、こんなことにめげずに強くなってもらいたい。次の日も足が痛いと言っていたので妻が息子に学校を休むか聞いたが、息子は行くと答えたのと聞いて僕は安心した。

僕は本当は「男は舐められたらダメ。やられたら倍にして返せ。」と思っているが、子供の世界でそれをやっては良い教育にはならないからあえて息子には言わない。同じ土俵に上がってしまっては同等に悪くなってしまうからね。

今日も早く帰って息子とたくさん接して、男道を教え込もう!!!