子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

今日は土曜日の授業参観の日

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最近は土曜日に授業参観をやっているのを僕は知らなかった。

 

平日に仕事をしているお父さんや、共働き、お母さんが仕事をしているっていうケースが多いからなのか?そういう声に応えて土曜日に授業参観をしているっていうのは保護者にとっては良いことだと思う。

 

朝、いつのもように息子は行ってきま〜す、と言いながらも、結構雨が降っていたのでじいじが車で学校まで送ってくれました。僕と妻と義姉さんで見に行くことにした。

この日はいつ授業を見てもいいようで、僕らは2時間目から4時間目までを見に行くとこにした。学校に着くと、胸に保護者と分かるシールを貼り入り口でチェックを受ける。色んな大人が出入りするので、その辺のセキュリティは昔と違ってしっかりしている。

 

朝から全学年の保護者が校舎の中をウロウロしていた。まるで動物園で色んな動物を見ているみたい。

 

僕はまず1年生教室へ。一番保護者の数が多い。教室の後ろの方は既にいっぱいに埋まっていたが教室と廊下の間の窓は見えやすいように開いていたので横から見ることができた。驚いたのが、校内は結構涼しい。エアコンがあるではないか。僕らが高校生の時にはなかったが、その後ぐらいからエアコンが導入され始めたと聞いていたがとっても快適だ。これは夏でも勉強に身が入りそう。僕らの頃は暑くて外の窓が全開でほとんどの子がうちわをパタパタしていた光景が当たり前だったし、プリントやノートが、腕の汗でベッタリとなったりしていたものだった。

 

息子を見つけてしばらく見ていると、僕たちが来たのを気付いたようで、息子はにっこりして手を振ってきた。こちらも小さく手を振り返した。普段の家の宿題をやる姿勢を見ていればどんな態度で授業を受けているか見当がついたが、やっぱり態度が悪い。

足を机の下の教科書入れのところに引っ掛けて、なんという態度だ!!!

こっちに目を向けた時に「足!!下ろしなさい!!」と指を差して注意した。息子は気付いたみたいですぐに直した。しかし、僕も意地が悪いのでその姿をすぐにiphoneで撮影した。後で家に帰って証拠として見せて、説教をしようと思っていた。

 

2時間目が終わって休み時間。僕らと廊下で話せる時なのに、息子はボールを持って一目散に校庭へ行ってしまった。「なに〜?」と少々怒り気味だったが、実際には僕たちが見に来た目的はこの時間だった。子供が普段、どんなお友達とどんな風に遊んでいるのか、クラスではどんな存在なのかを知りたかった。簡単に言うと、優等生とかリーダータイプとか、ただの威張りん坊、いじめっ子、いじめられっ子、仲間外れになっているとか、そういう学校内での人間関係を見たかったのだ。

 

息子はバスケットコートにいてお友達とバスケットをやっていた。元気にボールを追いかけていて楽しそうに遊んでいた。内心ホッとした。普通に元気に遊んでくれている姿が見れれば満足だった。でも、なんで靴下を目一杯に膝まで上げてハイソックスにしているのかはわからなかった。校内でもそんなファッションは息子だけだった。

 

4時間目が終わって家に先に帰り、息子の帰宅を待つまでに妻と義姉さんと色々と話をしました。結果、3人とも気にしていたのは、先に書いたような同じ点だった。

 

息子が元気良く「ただいま〜!」と帰ってきた。

「おかえり〜!」と元気にお出迎え。

 

息子に授業中の足をかけて聞く態度をまず叱り、その後に休み時間はいつもあんな感じで遊んでいるのか聞いてみた。いつもと同じらしい。ホッとした。

 

あと、息子に「なんで靴下をあんなに上まで上げているの?」と聞くと、本人はサッカー選手のつもりだそうだ。今、息子はサッカーに興味があって、TVゲームでもサッカーをよくやっている。ルールが分かりやすいからでしょうね。僕もTVゲーム中にメッシとかイブラヒモビッチとかいろんな説明をしながらやっているから興味が出でいるだろう。でも、サッカー用の靴下じゃないから短パンにハイソックスでポロシャツだとイギリススタイルのゴルファーみたいな感じになっていて、小学生の中では浮いている。逆に面白いけど、妻は必死にダサいからやめなさいと言っている。そして、妻と義姉さんでネットを見て、バルセロナのユニフォームとサッカー用のハイソックスを買おうとしている。子供用ならば買うのも早い決断なのね。僕にはそんな決断してくれないのに・・・

 

息子が帰宅してから説教やら何やら話して数分しかたたないうちに「ピンポーン」と自宅のチャイムがなった。もう、友達が遊びに来たらしい。友達はカバンを背負ってきている。慣れた感じでカバンをおろしてテーブルへ向かう。何をするのかと見ていたら、何と宿題を取り出した。3人でまず遊ぶ前に宿題をしてからだと言うのだ。どういうふうに決めたの?って聞いたら妻が遊びに来るのはいいけど、必ず宿題をやっていらという約束事を決めたのだと言った。素晴らしい。感心した。

 

珍しく僕が家にいるので、外で遊ぼうと誘われた。この子たちは僕のことを初対面の時に「ハゲ」と読んだ、僕にとってはクソガキだ。ようし、叩きのめしてやるチャンスだと思って、一緒に外で遊ぶとこにした。

 

サッカーで2人相手にドリブル対決。僕は学校の体育以外ではそんなにサッカーボールを蹴る機会がなかったので、見よう見マネでやったが上手くいかずに6歳児にボールを取られまくる。

 

「下手くそじゃん」と言われる。「ん〜。あんまりサッカーは上手じゃないんだよ。」

「じゃあ、何ができるの?」「おじさんは若い時はバレーボールとバスケットをよくやっていたからそれだったら得意だよ。」「やってみてよ。僕はサッカーボールでバスケットのドリブルをした。容赦なく取りに来るので、一人目をスルッと交わし、2人目を逆の手と体でブロックした。1人目が戻ってきて挟まれたので大人のズルさを生かしてボールを高く上げた。勝った。子供達は納得がいってない様子。じゃあとばかりに両手でドリブルをして二人を迫力で迫ってからのスルスルっと左右に振って抜いていった。ドヤ顔をしてやったが、子供は負けるのが悔しいのか、コメントは一切なしで「次はバレーボールやってよ。」と言ったのでちょっと披露した。6歳児には見せるだけでこの子たちはもちろん出来るわけもない。ましてやサッカーボールだし。

 

すぐにドッチボールになってしまった。目の前まで来て思いっきり投げてくるクソガキ。ちょっとイラっときた。人様の子だけど、教育的指導と言い聞かせ、目の前で思いっきり投げると痛いということを分からせたかったが、理解的に無理そうなので足に強めに当てて、大人の方がドッチボールくらいじゃ全然負けないぞアピールをした。

 

大人気ない。クソガキ相手になると僕はなぜかメラメラと闘志が湧く。反抗的な子ほど泣かしてやりたいと思う。「そんなに世の中舐めてんなよ!!クソガキがぁ」っていうメッセージでね。実際はそんなことしないけど。

 

次の日、僕の体はあっちこっち筋肉痛だった。。。