子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

転職経験7回の僕の体験話その8

この転職話を書き終える頃には「その⚪️」はいくつまで行っているのだろうか?

そろそろ他のネタもあったり、息子のことも書きたいんだけど、先にこのシリーズを書いてしまおうかしら。

ということで、その後。

僕はまさかの「うつ病」と、部署が移ってもこの会社に通って行くには遠すぎるということで辞めることにした。うちはこの頃、母親と弟の3人暮らしで、僕ら兄弟が家にかかるお金を負担していたから、どうしても家から通いたかったのだ。数年前までは家を出て働いても良い状況だったのだが、この時は家庭の事情も変わってそんなことになっていた。

ということで、27歳にして5社目の転職活動。履歴書も職務経歴書が書ききれなくて、蔑視で職務経歴書を自分で作って履歴書に添付した。せっかく別紙にしたので、ただ職務経歴を書くだけでなく、どんなことをやってきて、どういう成果を上げたか、また、辞めるに至った理由も正直に書いた。

もう、僕の中では、職種は決まっていた。不動産の営業。せっかく宅建を持っているのだから生かしたいし、地元の地理はしっかり頭に入っているし、地元に近い不動産会社にすることを決めていた。

あっさりと決まった。期間にして2週間。すぐに働くこととなった。
地元だけれども、職場は地元だけれども会社は超大手企業だ。
研修期間もちゃんとあって東京でみっちりと研修もした。
先輩のOJTも1ヶ月で終わり、結構楽しい営業生活(当然大変だけどね)。

土日はオープンハウスをやってお客さんを捕まえたり、平日は物件調べたり、飛び込みで雑談をして、そこから近所の不動産の話を聞き出したり。話の相手はおじいちゃんやおばあちゃんが良い。大抵なんでも話してくれて、近所のことも詳しい。そこで、聞いた情報を、「⚪️⚪️さんから聞いたんですけど〜」と売りたがっている人や買いたがっている人に親しげに行くと、邪険にされることはあまりない。入社して2ヶ月で初契約も取れた。平日のほとんど毎日、夜の7時から歩いてチラシを1件ずつ入れて回ったりもした。

そんな中、またしても試練が訪れた。僕の人生の邪魔をしているのか?と思う位、順調な時には必ず何かしら問題が起こる。

実はうちの親父も不動産屋をやっている。と言っても、一応形は会社ではあるが、一人でブローカーみたいな感じでやっていて、一般のお客さんはほとんど相手にしていない。

そんな親父の会社?で宅建主任者が辞めてしまったというのだ。だから来てくれないかと言われた。

この時は僕はやっと会社に入って半年。店長もそれなりに期待をしていてくれていた。
親のために移るべきか?それともこのまま残るべきか?

数日間悩んだ僕だった。

続く。