子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

バレエの舞台会場までの出来事①

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行ってきました。息子のバレエの舞台。

 

今は、帰ってきたばかりでちょっとお疲れ。

 

一泊二日の出張みたいな小旅行は息子のバレエの舞台のため。この他にも出演費用や何やらお金かかってるのよ。

 

このお金があれば一家全員でグアムに行けるっつーの。

 

そんな文句のような怒りを抑えながら、地方へ行ってきたのさ。

 

東京駅まで車で行って、車を止めてそこから新幹線で2時間揺られた。

 

息子と妻はすでに前乗りしているので僕と義姉とお母さんの3人で行くことに。

向こうに着いて、妻からこんなエピソードを聞いた。

 

 

バレエの先生と当日に新幹線の駅で待ち合わせをして、タクシーに乗り込んだ。妻が「〇〇(劇場)まで」と運転手に行き先を告げた。続けて先生が「サッカー場が近くにあるところよ。」と付け足した。そのホールは大きなスタジアムの近くのようだ。

 

乗り込んだタクシーの運転手はボケーっとした中年の女性。返事をするわけでもなく車は走り出した。しばらくして先生と妻が話している会話の中で「10年くらい前に来た時には地震があって大変で、空港まで行って飛行機で帰ってきたのよ。」と先生が昔のときの話をしたそうだ。タクシーに乗り込んだ駅から目的地まではタクシーでも10〜15分程度の時間の距離。しかし、タクシーは30分経っても目的地に着く気配がない。40分くらい経ったところで、妻が窓から驚くものを見た。

 

なんと、飛行機が見えるではないか!?

空港に来てしまったのだ。

 

妻「先生、会場って空港のそばなんですか?」

 

先生「そんなわけないわよ!!!アンタッ!!!どこ向かって来てんのよ!!!」

 

運転手「空港着きました・・・。」

 

先生「馬鹿じゃないのっ!!!初めに〇〇って言ったでしょ!!サッカー場の近くっても言ったでしょ!!!」

 

運転手「・・・・・。」

 

先生「どうすんのよ!時間がないのにこんなところ連れてきて!!!戻んなさいよ!!!」

 

妻は初めての土地なのでワケがわからず、空港で一回料金を精算して、また目的の会場まで無料で向かってもらうことにした。この時点で遅刻確定。運転手は会話のどこかで空港の話をしていたので、空港と聞き違えたのか、勘違いしたのだろうか?とにかく普通の神経ではなさそうだ。

 

ボーっとしていた運転手は謝るわけでも無く何の返事もしなかった。でも車を発車させ運転を急ぐ感じで運転をしていた。しかも、それも結構飛ばす。平気で割り込みとかもやってまるでマナーの悪い運転手。先生は怒りまくっているので「ちょっと飛ばしすぎて捕まったらもっと遅くなるじゃない!!!」もう、先生の機嫌は悪くなる一方だった。妻は何とか先生の怒りを抑えながら、早く着いてくれと願っていた。

 

息子は長時間乗っている車内でとっくに寝てしまった。空港からどれくらいかかるか分からなかったので妻が「あとどれくらいですか?」と聞いた。ボーっとした運転手は「10分くらいです。」と悪びれも無く返事をした。少しの遅刻でなんとかなりそうだ。

 

更に10分位経ってから「あとどれくらいですか?」と再度聞いた。すると「10分くらいです。」さっきの返事と変わっていない。当然だが、先生は「ちょっとアンタ!!!さっきと全然変わってないじゃない!!!さっきもあと10分て言ったじゃない!どうなってんのよっ!!!!」先生は怒りまくっている。もうメチャクチャなやり取りになった。

 

実際は空港から会場まで戻るのに30分かかった。 初めの乗車から40分と空港から会場まで戻るのに30分で合計70分かかった。1時間近くの大遅刻。しかし、先生は今回のバレエの主催者の恩師にあたるそうで、大遅刻にもかかわらず会場の前で生徒や役員が一同に整列してお出迎えして最敬礼。まるで一流旅館のお出迎えか芸能人の大御所のお出迎えのようだ。先生は「ごめんなさ〜い」で済むが、同乗している妻は「遅れてすみません。」の平謝り。息子は寝起きに車から降ろされてちょー無愛想。ある意味では大物のオーラで登場な感じ。

 

こんなスタートで始まった今回の舞台でした。

 

続く。

 

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