子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

うちの変わったお父さん(って妻の父に向かって失礼か?)

妻のお父さんの事ね。

 

僕は妻の実家にお世話になっているので、もちろん妻の両親と一緒に暮らしている。息子にとっても良い「じいじ、ばぁば」なのだ。今日のフォーカスは「じいじ」。

 

まず悪口にならないように基本は褒める感じでのスペックを紹介。

 

1.とにかく掃除好き

ここまで掃除に取り憑かれた人を見たことがない。朝は4時頃から起きて、リビングの片付けを済ませてから、外の掃き掃除をする。家の前だけでは気が済まず、区画割りされた住宅街なのだが、1ブロックどころか8ブロック分くらい掃除をする。ホウキとチリトリは父のトレードマークになっている。

近所には「いつも掃除をしてくれて助かるわ」とお礼を言われたり、プレゼントと言ってホウキをくれる人までいる。これにはウケた。

 

掃除をしていると、ご近所の情報にも詳しくなって、まるで情報通の奥さん。

ご近所の出来事を聞くと大抵は知っていて答えてくれる。ある意味便利だね。

 

ゴミの片付けもお父さんがほとんどやってくれる。燃えるゴミ・プラスチック・缶ビンペット・ダンボール・・・すべて分別をして綺麗にゴミ出しをしてくれる。ゴミの日は各部屋にゴミを回収に来て、その後にゴミ箱にゴミを入れるのは禁止されているのだ。ゴミに関しては厳しいお父さん。

 

2.車が大好き

車が大好きなお父さんは、自営業一筋の人で社長さんだったので、昔から愛車は「クラウン」だったようだ。僕が妻と知り合った頃はもう引退されて、車も近所を回れる程度の普通車になったようだ。でも、クラウンに思い出があるのか、シートに掛けるレースのシートカバーはなぜかクラウンのものを使っている。クラウンの文字と王冠のマークが切ない・・・。

 

車好き+掃除好き=車がピカピカじゃないと気が済まない

 

この公式が成り立つ。うちの誰もがそこまで車に対して愛着がないので、あんまり掃除をしない。汚れてきたなぁと思った頃にガソリンスタンドの洗車に行く。父はそれも気に入らないようで、雑巾で丁寧に拭いていく。しかしこの行為が車を売却するときにそれが裏目に出る。 

 

雑巾で車を拭いてはいけないのだ。パッと見た目は汚れがなく綺麗に見えるのだがディーラーさんが見たら、雑巾で拭いた線傷が無数に出来ていて塗装をかなり傷つけているそうだ。査定はダウン。それ以来はショックだったのか、お父さんは拭くことは止めないが車用の柔らかい布に変えた。ちょっとかわいい。。

 

日曜日に僕ら親子が車に乗って帰ってきた後にシートのカバーが曲がっていたり、ゴミ箱のゴミを片付けなかったりすると文句を言われる。

 

気をつけま〜す。

 

3.なのに部屋が片付けられない

信じられないのがこのこと。とても綺麗にしてくれているのに、お父さん自身の部屋がまるでゴミ屋敷。良く言えば物持ちが良い、悪く言えば捨てられない、整理整頓ができない。

 

ここまで綺麗好きなのに、部屋の押し入れは入りきれなくなって押し入れの前にカラーボックスが数段で数列も積まれていて、すでに押し入れが開けられない。タンスも中に目一杯に入っていて、2本のタンスのうちの1本が前にまたカラーボックスが4段積まれていて開けられない状態。さらに外の物置に靴やスーツケースや何が入っているのか分からないカラーボックスが3つ入っている。めちゃくちゃだ。

 

タンスの上に神棚があるのだが、その前にカラーボックスが積まれていて毎朝、神棚のお水を変えたくても届かない。お父さんが三脚を使って登ってお水を変えている。

 

物置も2つあるのだが、僕は初めて見た時にびっくりした。ストーブと扇風機で1つの物置が埋まっている。この前、粗大ゴミで出したストーブは7台。町内会の人に「お店でもやってるの?」と聞かれた。そう思うよね。壊れてるのに捨ててないだけです・・・。

 

今もお眠りになっている掃除機も4台あって動くのはそのうち何台だろう?

 

人間観察はおもしろいね。