子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

日産自動車追浜工場に見学に行ったよ

うちの近所に日産自動車の追浜工場がある。いつも近くを通っているのだが、工場見学は小学生の時に行った以来だ。いろんな工場見学のサイトを見ていて、日産を思いついて見学を申し込んだ。うちはどっちかというとトヨタ派なんだけどね。

見学は車で行った。噂で日産車以外で来場した車はとっても遠い方の駐車場に停めさせられると聞いたことがあった。だから、アルファードで行ったのでちょっと気が引けたけど、全く問題なく集合場所の近くに停めさせてくれた。都市伝説だったのね。

平日ということもあって、それほど見学者はいなかった。子供連れの家族しかいなかったけれども、おかげで快適に見学することができた。集合時間までの間はゲストホールと呼ばれる展示車や展示物を見ていた。これだけでも車好きには面白い。

集合時間になってアテンドのお姉さんの声がかかった。中くらいの会議室に通されて、飲み物とカタログや資料が渡された。大人にはお茶、子供には水のペットボトルが配られた。お茶は普通のものだったが、水の方は昔のスカイラインの絵が入ったデザインで、キャップの部分にはスピードメーターが書かれていた。これも面白いねぇ。

はじめに会議室では工場の説明とビデオが流された。工場というのはたくさんの人が働いているけれど、規模の大きいところは数千人の人が働いているのでスケールがでかい。1日で出来る車の数もすごい量だ。子供ならずとも、大人でもへぇ〜ってなる。説明を受けた後は、いよいよ工場内の見学だ。

お姉さんの後をついて行き、「組立工程」と「検査工程」と見学した。生産ラインの上でたくさんの人が組立作業をしていた。みんな真剣な表情で黙々とやっている。子供たちの食いつきもすごい。僕も仕事柄いろんな工場を見ているけれども、やっぱり他の工場を見るのは面白い。無人で部品を運ぶカートがたくさん走っていたし、生産ラインに合わせていろんな部品が途中から合流して取り付けられていた。メーター類が付いているダッシュボード部分が秒くらいではめ込み式?っていうくらいあっという間に取り付けられていたのにはびっくりした。

完成した車をローラーの上で走らせて検査する工程では、車が120キロのスピードまで走っていた。眼の前で120キロの速さのタイヤの回転を見たことがないから、息子は回転の速さにびっくり!他にもライトやクラクションやワイパー類等、120の検査項目をチェックしていると、お姉さんは言っていた。

最後に、バスに乗って工場の隣の出荷待ちの車が並んでいる港に案内してくれた。残念ながら今日は船は入っていないらしく、車もそんなにたくさん並んでいなかった。それでも数百台は停まっていた。いろんな車種があって、ここから日本中や海外に送られていくんだ。面白かったのが、端の方にルノーの車が数十台並んでいた。日産はルノーと提携しているから、フランスから送られてきた車はここで点検されて、販売店に送られるらしい。ルノーってあんまり見ないもんね。ゴーンさんはルノー出身だったっけ??

3年前に息子は僕の働いている工場を見学に来た。普段生活に関わるものを作っているわけじゃないから、いまいちピンときていないようだった。ただ、機械が動いているとしか見えなくて、作っているものも何だか子供には分からないので、つまらなそうだった。でも、社員食堂で僕と一緒にカレーを食べたのはとても喜んでくれた。そんな前回の工場見学だっただけに今回は初めから最後まで楽しめたようだ。

次は年末に全日空の機体工場見学ダァ〜!!!