何でもないとある日曜日
ある日曜日。
いつもの習慣で6時前には起きてしまう。トイレに行ってもう一度就寝。
二度寝が心地良いのだが、7月ともなると暑くて寝ていられない。
エアコンのスイッチを入れて、もう一度心地良い世界へ・・・。
7時になって、仕方なく起き出し、掃除機をかける。そのあとにモップがけもする。
朝ごはん前の掃除だけで40〜50分くらいはかかる。
せっかく引いていた汗がまた噴き出してくる。
8時になってやっと朝ごはん。
ご飯を食べればまた汗が出てくる。もうシャツはべったり。
歯磨きをしてパンツ以外は全部脱いで着替える。その時にボディシートで体を拭いてひんやりして、頭も洗面台で洗ってさっぱり。
そうこうしているうちに、もう9時になってしまう。日曜日は9時から息子と一緒にドラゴンボールを見るのが日課になっている。僕が子供の頃の漫画が今でも話が続いているってすごいよね。サザエさんやちびまる子ちゃんみたいに1話ずつではなく。話はずうっと時間が流れて行っているからすごいことだと思う。亀仙人が全く変わらないのが気になるけど、仙人だからいいのかな?
ドラゴンボールを見終わって、今度は息子と外でキャッチボールをする。炎天下の中麦わら帽子にサングラス、短パンにサンダルでやっているから、とってもダサい。
30分くらいキャッチボールをやればまた汗がダクダク。2回目の着替えをする。
外でキャッチボールをしている間に、家の中では「今日はどこかに行くか」という問答がじいじ、ばあば、妻との間で繰り広げられる。僕と息子の意見はあまり取り入れられない。何だか今日はお風呂に行くことで決まったようだ。勝手なじいじとすぐに怒るばあばとに妻は意見をまとめるだけで相当なストレスなようだ。
行き先は湯河原。すぐに支度をして、じいじの車でレッツゴー。じいじの車は先週来たばかりのアコードハイブリッド。みんなから猛反対されたのにしれーっと買ってしまって、来たばかりの車だから、誰も運転させてくれない。僕も運転する気は無いんだけどね。
5人フル乗車で箱根方面へ出かけて行った。僕は助手席に乗ったのだが「さすがアコード」と思うようなところは特に感じなかった。運転支援モードや、シフトレバーがないとか、最先端の装備はあるにしても乗り心地や走り、シートの具合やインテリアを助手席でじっくりと調べたり感じていたりした。30分助手席に乗っていても、「クラウンを買ったほうが良かったんじゃないか?」とずっと思っていた。
大分の部分を電気で走っている感じで、流石に燃費がいい。でもね、アクセルを踏んである程度のスピードに乗る時には明らかにエンジンの音が聞こえてくるのだが、とても回転数が高いような音がする。タコメーターが着いていないので、何回転なのかが全く分からない。
走り始めて30分で後部座席のばあばと妻からは「シートが硬い」「腰が痛い」と文句がで始めた。
途中のサービスエリアでじいじは僕に運転を譲ってくれた。僕はお客さんを乗せているかのように滑らかな運転を心がけた。助手席とは明らかに違って、運転している方が楽しい。この車は運転している方が楽しいようだ。箱根の坂道もフル乗車でも全く問題なく上がって行くし、コーナーリングも滑らかだ。ただ、コーナーの出口でアクセルを踏んだ時のモーターからエンジンに切り替わる時のもたつきはちょっとマイナスかな?
じいじの運転から僕に変わってからは、後ろの席から文句が出なくなった。じいじの運転が問題だったのか?77歳と40歳の運転では乗り心地が違うのか、僕の運転が丁寧だったからなのか?
そうこうしているうちに箱根の彫刻の森美術館に到着。僕は入るのが初めてだった。今まで美術館なんてものに興味はなかったし、そんなものに入場料払うほど感動しないからね。でも、着いてからいろんな彫刻を見たけれど、やっぱり分からない。広い芝生や綺麗に咲いていたアジサイの方が僕には癒しになった。
ピカソ館にも入ってピカソの展示物を見たが、全く理解不能。周りの人を見ても、わかって見ている人はほとんどいない様子だった。そんなもんでしょうね。
その後、お昼を食べるために車を走らせていたら「自然薯蕎麦」の文字に惹かれて蕎麦屋に入った。
お店の名前は「九十九(つくも)」星の王子様ミュージアムの前くらいにある。店内もとても開放的で、天井に空の絵が書いてあって気持ちがイイ。自然薯そばを注文して食べてみた。
美味しい。これは美味しい。オススメです。
蕎麦を食べた後は大涌谷に向かった。途中、駐車場渋滞で時間がかかったがようやく着いて、定番の黒たまごを 一つパクリ。ここも中国人の多さが目立った。中国人たちはきちんと卵の殻をゴミ箱に捨てていた。中国人もゴミ箱があればちゃんと捨てるのね。
夕方になったので、湯河原へ向かい日帰り温泉に入って夕食もそこで済ませて8時には湯河原を後にした。9時半には家に着いたが途中で僕に運転が変わってから帰るまでは、ずっと僕が運転した。でも、運転をしていても疲れない。ここが流石アコードと言ったところなのだろうか。後ろの席のばあばと妻は腰が痛いと言っていたのでシートは堅めなのかもしれない。長距離の旅行は我が家ではアルファードの方が向いているみたいね。
7月終わりと8月の初めに2週連続で福島と山形方面に旅行に行くことになったのでそのことを今度は書こうと思う。