子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

Facebookと友達で感じたこと①

僕がFacebookを始めたのはもう7年くらい前。始めた頃は、日常の事や、子供の写真を載せたり仲間とメッセージ送りあったりしていた。

最近というか、ここ3年位全くFacebookに書き込むのをやめた。理由は簡単で、個人情報の垂れ流しでご丁寧に顔写真まで載せているから、名前と顔や勤務先、住んでいる地域まで赤の他人が知ることができてしまう。ここは日本だからそこまで悪用をする人はいないかと思うけれど、改めて他の人の書き込みを見ると、個人情報ダダ漏れだね。

Facebookには何処か行ったとか、こんな出来事があったとか色々と差し障りのない良いことばかりしか書いていないね。悪い内容やネガティブな事ってほとんど見当たらない。

そこで、今でもFacebookに書き込んでいるある友達の話を。個人情報もあるので詳細は書けないけどね。

僕は若い頃は良く遊んでいた2人の友人がいた。
まずは一人目の話。
僕はその友達に勧められてFacebookを始めた。彼は元々営業マン。
学生時代も人気者で彼を悪く言う人はほとんどいなかった。男から見ても男らしい人だった。
彼はFacebookを上手く活用して、人と連絡を取り、仕事につなげて行った。

ドンドンと人のつてを使い成績を上げて行った。ついには彼は全社でTOP20に入るスーパー営業マンになって大出世をした。チラッと聞いただけでも僕の年収の数倍は稼いでいた。

大きく稼ぐまでは彼はFacebookで今まで連絡が取りづらかった人にもつてを広げて行き、食事会や同窓会を積極的に開き、そこからも仕事につなげていた。

おそらく、ある程度のところまで行ったのだろう。彼のFacebookの更新がほとんどなくなった。忙しくしているのかなと僕は思っていた。

2年ほどそんな期間があったかと思ったら、また最近、彼の書き込みが毎日のように続いた。読んでみると何だか様子が違う。急に地元の事や未来について語り出していた。

そんな書き込みが続いたと思ったら、僕の母親からメールが届いた。

「〜君が駅前で演説してたよ。目を疑って、ついじーっと見ちゃった。そうしたらすぐに気付いてくれて、演説が終わったら話しかけてきてくれて、選挙に出るんだって。ビックリしちゃったわよ!」という内容だった。

!!???なんだそりゃ?


僕の中で彼の行動とFacebookが繋がった。こういう事だったのか。

彼は情報発信や戦略においてはとても機転が効く。特に自分にとって有益かどうかで人の付き合いをする事に関しては抜群の才能を持っている。そんな彼に僕は尊敬もするし、とてもついていけないので転職をして地元から離れた時から彼とは距離を取るようにしていた。それに彼にとって僕は友達だったかもしれないが、今の彼には僕は何の有益でもない。

そんなことを実感する事が数年前にあった。

彼の兄の結婚式に僕も出席させて頂いたのだが、彼は当時、異業種交流会に参加していて、その仲間達と仲良く楽しそうにしていて僕との会話はほとんどなかった。僕は淋しさを感じつつ彼の本性を知った気がした。それきり、僕は彼とは連絡を取っていない。


もう一人の友人の話は次回に続く。