子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

うちの女性だけの買い物は恐ろしい

日曜日、妻と義姉は二人で横浜のデパートに出かけた。僕と息子はお留守番。朝から息子とゲームで遊んだり、じいじとばあばも家にいるから、お昼のお弁当を買いに行ったり、知り合いの喫茶店にばあばと息子と行ったりしてマッタリと過ごした。

 
でも、その間悪い予感はしていた。何でって。それは妻と姉が二人で出かけるとまるでアホみたいに買い物をしてくるから。どこのセレブ?、どこの爆買いの中国人?と間違えられるくらいじゃないか?
 
 
競馬の予想がこれくらい簡単に出来ればいいのにと思う位、予感は簡単に当たった。
 
「荷物がいっぱいだから駅まで迎えに来て」と電話がかかってきた。
 
仕方なく、駅まで車を走らせ二人を見つけた。遠目からでもわかる位に二人は両手に目一杯紙袋を抱えている。そしてその大きな紙袋がルイヴィトンだというのも一瞬で分かった。しかもヴィトンの大きな紙袋が2つも。
 
その紙袋は姉の方なのか?まさか妻の方なのか?それとも1袋づつそれぞれのものなのか?車に二人を乗せて帰り道に聞くまでもなく、妻がいつものようにマシンガンで話し出した。
 
聞くと、全部姉のらしい。内心ホッとした。家に着いてお披露目をやっている。バック一つに数十万円。他にも財布や小さなバックを買っていた。これ、締めておいくらですか?ボーナス1回分はゆうに超えている。僕はゾッとした。
 
「素敵なカバンですね。」と姉にはコメントを言ったが、そのカバンは本当に素敵だった。でも、そこまでお金をはたいて買う感覚がない僕には全く理解ができなかった。
 
僕は物より思い出派。物には執着がない。
 
後で妻に「お姉さんがこれだけ買っていてあなたは買っていないわけないよね。」と尋ねると、
申し訳なさそうにヴィトンの小さな箱を出してきた。僕はピンときた。財布だな。
 
予感は当たってヴィトンの新しい財布を買っていた。そこで僕は我慢できずに聞いてしまった。
 
「毎月の給料が足りないと言って残業して来いと僕には言っているのに、残業代がそれになっているのかい?」妻は首を横に振った。
 
妻は財布を7〜8年位のサイクルで変えているが、全てヴィトンで統一している。妻が言うには、良いものは長く使うことが出来るので、元は取れているだそうだ。それに良い財布を持っていると、お金が溜まるらしい。今のところその効果はないようだが…
 
妻が財布を長い間使っているのは分かっているし、買うこと自体は反対していない。買えばいいと思う。でもね、あなたの化粧品と、ブラント品の購入は少なくとも僕の1年間のお小遣いをはるかに超えているのよ。それと、毎回もらうボーナスが毎回残らないってどういうこと?これを言ったら喧嘩になるから黙っている。
 
でもね、黙ってばかりじゃやりたい放題されてしまうから、ここぞとばかりにタンスの中を開けて、妻の仕舞い込んでいるバック類や財布を引っ張り出した。フェンディのカバンが出てきた。息子が生まれてから使っているところを見たことがない。他にもヴィトンの小さなバック、ポシェット、手さげカバン、ショルダーバック、財布が4つ出てきた。ヴィトン以外にも僕には分からないブランドのカバンが2つ出てきた。これ全部合わせれば車が買えるんじゃないのか?
 
僕は怒りのボルテージがどんどん上がってきて一気に妻をまくし立てた。
 
「全く使ってないものがほとんどじゃないか?使ってないなら売るか使わせろ!」
「僕が中古のスマホを買うことをどうこう言える立場じゃないよな?」
 
妻はタジタジになって苦笑いしている。
 
交渉の結果、妻の使っていないヴィトンの長財布とショルダーバックをゲットした。さらに文句を言われないように、今年中にノートパソコンでも買ってやろうかと思っている。iPhoneも買っちゃおうかな?
 
でもそんな散財をしたら家計が回らなくなっちゃうし、行きたい旅行も行けなくなってしまう。
 
それに最近めっきり行けなくなった、僕の内緒の楽しみのマッサージに行くためのお金がなくなっちゃう。僕は物より思い出。可愛い女の子に優しくマッサージされることがとても幸せ。そのお金を貯めるまではこの妻のヴィトン病をダシに使って小遣いアップを目指すのだ。
 
自分でご褒美を用意するしかないのかな?