子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

嫌いな上司はどこの会社にもいるよ。お忘れなく!


上司って選べないよね

僕は今の会社に勤めてもう9年目になる。結婚をしてからこの会社で、妻からは「今度転職したら離婚する。」とまでキツく言われている。僕は転職経験6回もある。1つの仕事のスキルとしては浅いけれども、良い意味でも悪い意味でも経験は他の人よりあるかもしれない。

当たり前だけど、どの会社にも上司がいる。良い上司もいれば嫌な上司もいる。

今までの経験で変な上司がいたので、ちょっと書いてみようと思う。

ネズミみたいな上司

初めて大きな会社に入った時の上司。肩書きは営業所長。体も細く小さくてコチョコチョと動く人だった。どうもヤンキー上がりのようだが、気が小さそう。この会社は自家用車で営業をして、営業車手当をもらっていた。

なので、所長の車で同行する機会があった。車はエスティマ。当時の形は人気だったタマゴ型のモデル。ドアを開けて「失礼します。」と言ったら、「悪いけど、靴脱いでくれる?」「はぁ?」「土足厳禁なんだ。」!!!!ヤンキーだ!車内も何だか下品なカーテンがかかっていてルームランプも気持ち悪い色をしている。コラムシフトのレバーもキラキラしたものになっている。なんて趣味が悪いんだろう。

ヤンキーだから、男気がある人なのかといえばそうでもない。ある日、管理している物件に空き巣が入ったと連絡があった。(この会社はハウスメーカーの管理会社ね)所長に連絡が入ったのが夜の11時過ぎ。所長は何故か入社したての僕に連絡をとり、一緒に行くハメになってしまった。

空き巣に入られた住人は何故かカンカンに怒っている。よく聞けば、マンションの裏側の柵が低いから簡単に誰でも入れて空き巣の被害にあうんだと言ってきた。所長は、「そうは言われましても、防災上出入りできない状態にしておくのは出来ないので。。。」住人の怒りは収まらない。室内を指紋採取されまくって、銀粉だらけになっていた。

怒りを鎮めるまで約3時間かかった。僕らが解放されたのが午前4時。結局は会社の専属弁護士とやりとりをしてもらうことになった。

とりあえず上司と僕はその足でファミレスに入った。所長の背中がとても小さく見えた。当時の僕は20代前半、所長は確か35歳くらい。ちょっと荷が重すぎたのかな?35歳ではスキルや経験やかもし出すオーラが足りなかったのかな?

全国の所長会議でもコテンパに怒られて帰ってきた後は上司とは思えないほど元気がない。
とてもこの人には頼れないと感じた上司だった。



鬼上司

僕が20代の頃にいた会社での上司。肩書きは営業所長。サバサバした性格だが40代になっても独身で彼女がいる気配もない。軽く友達風に話しかけてくる人だが、仕事のことになると急に口が悪くなり、鬼のように厳しい口調になる。部下を守るということや、フォローするというよりも、問い詰めていって、じっくりと絞め殺す蛇のように部下のやる気をなくさせるのが上手な人だった。だから結婚できないのかな?

この会社は半年を1つの期として、毎期の初めにコミットメントシート(目標シート)を書かされ、営業なのでそこには顧客名や引き合い見込み、売上予想などを書き込み、更に自分自身のスキルの目標や勉強内容の予定等をびっしり書き込む欄がある。入ったばかりの僕でさえ、目標額は半年で1億円。一応有名企業で売っているものがシェア世界一の機械で数百万円単位のものだから、このくらいの目標額にはなるのだけれども、達成出来た人はいたのか?

そのシートは1週間くらい前に配布されるのだが、大抵はみんな普段でさえ9時〜10時まで仕事をしているのにそんなシートを書く時間などない。提出最終日になると、みんな夜通しでシートの作成をする。

ビックリしたのが、営業所全員(事務の女の子を含め)帰ったのが夜中の2時。当然に電車はないのでみんな営業車で帰った。次の日は8時半にはみんな会社に来ていた。命縮めているよ、みんな。

仕事が多すぎて終わらないから、元旦からこっそり営業所に行って、仕事をしていたこともあったっけ。こんな会社生活で毎日終電を気にしての仕事だったから、当然に体が持たなくなり辞表を出したのでした。この会社にいた間は僕のプライベートも全くなくなり、彼女とも別れてしまい最悪な2年間だったぁ。

後から聞いたけど、労基署の調査が翌年に入ったとさ。。。流石に誰かが通報したのでしょう。
営業所のトップ次第で雰囲気から働き方まで変わるものです。それだけ上司というのは責任が重大だし部下への影響が大きいのよ、本当。


まだ僕が出会った上司がたくさんいるので、次にまた書きます。