子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

プロフェッショナル仕事の流儀を見ていて

以前にも、会社員として働くことを否定している人に向けて書いたことがある。「社畜」になるならないはその人の働き方次第ではないのかと。

 

確かにブラック企業は存在する。転職回数6回の僕も一度だけ、ブラック企業と感じる会社にいたことがある。大抵、ブラック企業離職率を見れば分かる。社員が定着しないで3年以内でやめている企業はブラックな感じだ。

 

求人広告に「すぐに仕事を覚えられて、すぐに稼げます」とかその手の内容が書いてあることが多い。

 

仕事はそんなに甘くない。一人前になるのに数年はかかるのが普通だ。

 

僕は友達が某大手のハウスメーカーの営業になって、彼が一流の営業マンになるのを近くで見てきた。入社1年目で地方に配属された彼は、ひたすら自転車で飛び込み営業をしていた。営業と言う前に、人と会話をする、接する方法を学んでいった。彼はめげることなく、ドンドンと飛び込み営業をして、5年後には営業所の中核的な存在になっていた。根性が凄い。

 

その彼は結婚を期に地元に戻った。数年後に彼は外資系保険会社に転職をして、営業当時の人脈を活かして、ドンドンと契約数を上げていた。転職からたった2年で成績優秀でアメリカの本社の社長から直々に表彰された。その後も、もう一回表彰を受けている。当然だが30代で営業所長に抜擢された。

 

もう、同級生ながら尊敬する。年収も僕の数倍はあるんだろうなぁ。

 

そんな彼は、すぐにプロフェッショナルになった訳ではない。毎日朝から夜まで研修をしたり、会社の近くにウィークリーマンションを借りて数週間家に帰らないほど仕事をしたり、必死で頑張っていた。

 

仕事を極めた人は何かが違う。昨日、たまたま、プロフェッショナル仕事の流儀という番組がやっていたので何となく見ていた。

 

JALのベテラン整備士が紹介されていた。その人は言っていた。「人の命を預かっていると思って、毎日プレッシャーを受けながらも、自分が整備の最後の砦だと思ってやっている。自分が必ず問題を解決して、誰からも依頼される最高の整備士を定年になるまで目指していく。」職人魂だ。

 

こういう人達がいることで空の安全は守られていて、企業は回っている。どうせ仕事をするなら、自分のやっていることを極めてみよう。

 

文句を言ってやめていく人は、その仕事が合っていないか、根性がないだけだ。

 

若い人は早く自分に合った仕事を見つけて長くやってほしい。仕事を極めてから転職するのは悪くない。だが、途中で辞めてしまう人は中途半端で転職しても、また1からやり直しだと言うことを知ってほしい。

 

だって経験者の僕が言っているのだから本当だよ。どうせ仕事をするなら目標を持って仕事をしよう。楽しくなるはずだから。

 

 

「プロフェッショナル 仕事の流儀」決定版 人生と仕事を変えた57の言葉 (NHK出版新書 362)

「プロフェッショナル 仕事の流儀」決定版 人生と仕事を変えた57の言葉 (NHK出版新書 362)

  • 作者: NHK「プロフェッショナル」制作班
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/10/06
  • メディア: 新書
  • 購入: 1人 クリック: 12回
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

会社を辞めて後悔しない39の質問

会社を辞めて後悔しない39の質問