子育てパパの成長日記

10歳の一人息子の子育てをしながら、日々気付いたことを書いていく日記です。脳梗塞を経験して、今は仕事と自宅の往復の中で無趣味の僕が楽しいことを見つけようとしています。

息子と義理の兄の関係

同居の義理の兄はとても息子を可愛がってくれました。

僕では出来ない遊びをしてくれたり、 自転車に一緒に乗せて遊びに行ってくれたり、 水族館とかにも連れて行ってくれました。

息子もとても慕っていて、良い家族関係でした。 兄が突然いなくなり、6歳なりに感じ流ものがあるのでしょうね。 お葬式の時や、家でふとした時に泣いているのを見ると とても胸が痛みます。

今度の春で息子は一年生。夏に兄と一緒にランドセルを 見に行き、買ってもらいました。

結果としてランドセルが届く前に兄は亡くなってしまいました。 そして、初七日の日にランドセルが届きました。

仕事から帰ってきて、そのランドセルを 見た僕は、胸が熱くなり涙が出ました。 ランドセルを背負った息子の姿を 兄にも見せたかった。

息子も兄がどうなったか理解をしています。 そして、今までよりも良い子でいようと 頑張っています。

夫を亡くしたお姉さん。 息子を亡くしたお父さんとお母さん。 兄を亡くした僕の妻。

2人目のパパと言っていいほど息子を 可愛がってくれたおじさんを亡くした息子。

みんなそれぞれ、兄との思い出があります。 昨年、僕のおばあちゃんが亡くなりました。 93歳の大往生でした。

その時も当たり前に悲しかったけれど、 高齢ということもありどこかで覚悟はしていました。

しかし、兄の突然の死は僕の人生観を 変えるくらいの出来事でした。

この2ヶ月、生き方や仕事に対する考え方、人との 関わり方、ずっと考えてました。

明確な答えは出ませんが、何のために生きるのか 気付いた気がします。

兄と息子の関係はたった6年間かもしれないけれども、 息子にとっては今までの人生に全て兄がいたんです。 息子の人生に大きな影響を与えたことは 間違いないでしょう。

僕はこの大事な息子を立派な大人に育て上げ、 兄に報告出来るように妻や家族と頑張っていきます。 きっと息子のそばで見守っていてくれているでしょうから。